無難な服が、一番もったいない理由

無難な服が、一番もったいない理由

気づくと、いつも同じような服を選んでいませんか。

失敗しない色、合わせやすい形、浮かないデザイン。

いわゆる「無難な服」。

無難な服は安心です。

失敗もしにくいし、場違いになることも少ない。

でも実は、その無難さが

自分の気持ちを置き去りにしてしまうことがあります。

今日のコーデ

無難な服を着ているとき、

「今日の私、好きだな」と感じられていますか。

「これを着ると気分が上がる」と思えていますか。

無難=悪い、ではありません。

ただ、無難だけを選び続けていると

自分の好みや気分にフタをしてしまいがちになります。

似合うを知ると、

失敗しない選択ができるようになります。

でもその一方で

正解に寄せすぎてしまうと

服が「自分を表現するもの」ではなく

「間違えないためのもの」になってしまうことも。

本来ファッションは、

今の自分の気分や価値観を映すもの。

毎日違っていいし、揺れてもいい。

今日は落ち着いていたい日。

今日は少し華やかでいたい日。

今日は楽でいたい日。

その日の自分に寄り添って選んだ服は、

たとえシンプルでも

どこか雰囲気が違って見えます。

無難な服がもったいないのは、

その服自体ではなく

「自分の気持ちを置いてきぼりにしてしまうこと」。

似合うをベースにしながら

少しだけ気分を足してみる。

色、素材、シルエット、どれか一つでいい。

自分を大切に選んだ服は、

ちゃんと外にも伝わります。

無難にまとめるより、

心地よくいられる選択を。

それが、あなたらしさにつながっていきます。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

霧生でした(⌒▽⌒)

パーソナルスタイリスト 霧生由佳

カテゴリー: You-Styling, 顔タイプ